翻訳と辞書
Words near each other
・ ドルナ・ヴァトラ
・ ドルナ社
・ ドルニエ
・ ドルニエ 228
・ ドルニエ 328
・ ドルニエ 328ジェット
・ ドルニエ 728
・ ドルニエ Do 11
・ ドルニエ Do 128
・ ドルニエ Do 132
ドルニエ Do 17
・ ドルニエ Do 18
・ ドルニエ Do 212
・ ドルニエ Do 217
・ ドルニエ Do 228
・ ドルニエ Do 23
・ ドルニエ Do 24
・ ドルニエ Do 27
・ ドルニエ Do 28
・ ドルニエ Do 29


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ドルニエ Do 17 : ウィキペディア日本語版
Do 17 (航空機)[でぃーおー17]

Do 17は、第二次世界大戦中にドイツ等で運用された双発爆撃機である。ドルニエ社で開発された。元々は高速郵便輸送機との名目で開発された経緯があり、スマートな機首と細い胴体から「空飛ぶ鉛筆」(''Fliegender Bleistift'')の異名をとった。
== 特徴 ==
高速で敵戦闘機を振り切ることを主眼とし、空力を重視したデザインがされていた。異名が示すように、横断面が小さくほっそりとした胴体が外見上の大きな特徴である。主翼は肩翼式でやや円形のテーパー翼となっている。尾翼は双尾翼の形をとった。初期の実験機では機首が直線状になっていたが、実戦参加機のE型からガラスで整形された半球状となり、S、U型から機首が上下に大きくせりだした形状となった。
低空性能が良く、頑丈だったため重宝されたものの、肝心の高速性能に関しては敵機を振り切るほどのものは得られなかった。細い胴体は拡張性が無かったため、爆弾の搭載量を増やすことはおろか、防御火器の増設もままならず、泥縄のように改良が行われた。
バトル・オブ・ブリテンの頃には旧式化しており1940年で生産は停止され、その後はDo 17を元に設計された新機種Do 217に移行していったが、残存機は東部戦線で夜間爆撃任務に就くなどドイツ降伏まで戦い続け、その後もしばらくは各国で使用されていた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「Do 17 (航空機)」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Dornier Do 17 」があります。



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.